業務内容
当社では関西エリアを中心に、電気を供給するための鉄塔や送電線を建設しています。
関西電力株式会社管内の送電鉄塔は約31,000基、送電線の長さは約10,000kmと言われ、関西ではこの送電ネットワークを何十年もかけて構築してきました。
このような送電設備を高い技術と特殊な技能で建設し、日々のライフラインを支えている人たちのことを「ラインマン」と呼んでいます。
当社でもその「ラインマン」が中心となって業務を行い、豊かな社会づくりに貢献しています。
当社の強み
当社は昭和38年の創業以来、関西電力株式会社や中部電力株式会社の送電線鉄塔建設に携わり、送電設備建設のプロとして施工技術を磨いてきました。
当業界の傾向として、自社では現場管理のみを行い、現場作業は他社に委託する企業が大多数を占めるなか、当社では作業員を雇用し、一貫体制で工事に取り組んでいます。
自社の管理下で作業を行うことにより、高い工事品質と安全性を確保し、特殊な案件を請け負うことも可能にしました。
送電線鉄塔建設・通信鉄塔建設
送電設備の建設では、まず鉄塔の土台となる場所を重機で掘削し、鉄筋の組み立てとコンクリートの打設による基礎工事を行います。
次に、地上で鉄塔の鋼材をブロック単位で組み立て、それをクレーンで吊り上げてボルトで固定し、上空へと組み上げていきます。
最後に、ヘリコプターやドローンを利用し、鉄塔と鉄塔の間を電線でつなぐ架線工事を行って送電線の完成となります。
これらの工程のなかでも、当社では特に基礎工事を得意としています。
改良・保守・修繕
送電線は風雨や雪、雷、地震といった自然現象に長期間さらされるため、機器の故障や異常が発生する可能性があります。
そのようなリスクを未然に防ぐため、送電線を定期的に点検し、必要に応じて修繕や改良を行うことも重要な仕事です。
また、災害により送電線が被害を受け、電力の供給に支障が生じた場合には、速やかに復旧工事を行い、皆さまの生活への影響を最小限に抑えています。
その他付帯工事
送電線鉄塔工事を行う際には、はじめに工事用地を確保し、資機材を工事現場まで運ぶための運搬路が必要になります。
運搬用道路の設置が困難な山岳地等に建設する場合は、作業の安全性や効率性を考慮し、索道や作業構台を設けます。
当社でもこのような現場の仮設工事や基礎工事、敷地整備工事等を付帯的に行うことがあります。
運搬用道路の設置が困難な山岳地等に建設する場合は、作業の安全性や効率性を考慮し、索道や作業構台を設けます。
当社でもこのような現場の仮設工事や基礎工事、敷地整備工事等を付帯的に行うことがあります。